実写版

劇場版の宇宙戦艦ヤマトシリーズは、映画史上に残るヒットを記録した作品

宇宙戦艦ヤマトは、1977年に劇場版として映画公開され、アニメ映画史上に金字塔を打ち立てるような大ヒット作品になりました。
宇宙戦艦ヤマトの第1作は、テレビのアニメとして放映されたのが最初です。
その時は、裏番組の「アルプスの少女ハイジ」と重なるなどしたため、視聴率は低迷しました。
しかし幾度かの再放送によって、息もつかせぬストーリー展開や、主人公の古代進と森雪の恋愛も絡んで、多くのファンを獲得しました。
その人気を背景にして、劇場版が編集公開されました。
このような状況は「ルパン三世シリーズ」とも似ています。
ルパン三世も最初にテレビ放映された際は視聴率が低迷しましたが、再放送を繰り返すうちに人気を集めるようになったアニメです。
宇宙戦艦ヤマトは、映画館に多くの観客が並ぶような過熱状態がニュース報道として流れるほどの社会的なブームになりました。
1作目の成功を背景に、映画版の第2作目として、1978年に「さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち」が公開されました。
前作で、ガミラス帝国の攻撃で放射能汚染に見舞われた地球を救うべく活躍したヤマトの乗組員たちが、今作でも再び新たな地球の危機に立ち向かうストーリーです。
この作品も大ヒットとなり、沢田研二が歌う主題歌はヒット曲にもなりました。
第2作目は、多くのキャストが戦闘によって命を失い、宇宙戦艦ヤマトの完結編となるものでした。
ヤマト作品のプロデューサー自身がこのことを明言しており、ストーリー展開から考えても、劇場版のヤマトシリーズはこれで終了するという一般的な認識がありました。
ところが、1980年に劇場版シリーズ第3作目として「ヤマトよ永遠に」が制作公開されました。
前作の2作品が立て続けにヒットしたことによる3作目でしたが、ヤマトファンの中では予想外の復活に賛否両論が巻き起こる状態にもなりました。
宇宙戦艦ヤマトは斬新なストーリーに加え、宇宙モノのアニメとして、人気のみならずその後のアニメ全体にも大きな影響を与えた作品です。